さて、いよいよ配信のために使うアプリケーションの紹介です。とは言いつつも、Step 3 で解説したように、Mac の場合は特別な機器やアプリケーションを用いずとも配信ができてしまうので、これから紹介するアプリケーションは必ず用意しなければならないものではありません。
しかし、自作の動画を流したり、BGM を流したり、写真ファイルを見せたり、デスクトップを見せたりということはできません。いや、厳密に言えばできるのですが、ミキサーを用意したり、スピーカーを直録りしたり、カメラでモニターを映したりなどなど・・・非常に至難の技となります。
そこで必要となってくるのが、映像をミックスしたり、音声をミックスしたり、デスクトップを配信したりするためのアプリケーションというわけです。
Mac 用のアプリケーションは数こそ少ないものの、素晴らしい機能を持ったものがあるので、Windows の高機能アプリに負けないリッチな表現を実現できるはずです。主なアプリケーションは以下の通りです。
- 映像配信用アプリケーション
- ManyCam
- CamTwist
- 音声配信用アプリケーション
- Soundflower
- LadioCast
- AU Lab
上記のアプリケーションをインストールすることで、デスクトップを表示したり、iTunesから音楽を流しながらトークをしたりといったことが実現できるようになります。これらを駆使すればお絵描き配信やDJ配信、ラジオ配信やPodcastのプレ配信など、様々な配信のアイディアを実現できるようになります。
ただし、総じて言える事は、色んな事をやろうとすると色んな準備をしなければいけなくなるということです。アプリケーションの操作については熟練を要するものもありますが、それをくぐり抜ければより個性的な配信の実現に近づくので、頑張って操作してみて下さい。
- How to トップ
- Step 4. 放送用アプリケーションの紹介