みなさんニコニコしてますか? rawegg a.k.a. 生卵です。
ついに昨日8月28日に、待望の Mac OS X 10.6 Snow Leopard がリリースされました。64bit CPU ネイティブ対応、Open CL、Grand Central Dispatch など、多才な次世代 OS 技術を盛り込みながらも、何と Mac OS X 10.5 Leopard からのアップグレードが 3,300円という破格のパッケージングで登場しました。
数々のレポートが公開されているので、詳細な技術仕様などはそちらにお任せするとして、この Blog ではニコニコ生放送に関わる部分の互換性等についてお話をしていきます。
まずインストール後に一番最初に躓いたのは Soundflower 仮想音声デバイスが認識されませんでした。この問題については twitter で各方面から情報を頂いて解決できたのでその手法をご紹介します。
Soundflower の公式インストーラーでは、どうやら正しくインストールできないようなので、僕の場合は Audio Hijack Pro というアプリケーションの Audio Hijack Pro メニューから “Install Extras…” メニューを開くと Soundflower のインストールができるようになっています。クリーンインストールではない場合は既にインストールされている Soundflower が存在するので、一度 Uninstall をしてから再度 Install をすることで通常通り使えるようになります。
次に問題が現れたのは CamTwist 2.0 のエフェクト類です。どうやら iTunes Songs と Quartz Extreme を用いたエフェクト類はことごとく使えないようです。これは Quartz Extreme が 64bit で動作する一方で、映像をミックスする CamTwist 側が 32bit で動作している事に寄るものと思われます。Quartz Composition ファイル自体の Snow Leopard 上での互換性には問題が内容なので、CamTwist のアップデートを待つしか無いようです。
ちなみに画像オーバーレイ系のエフェクトとテキスト系のエフェクトは通常通り使えるので、 iTunes と色調整関係のエフェクトを使用している方はしばしの我慢というところですね。
また、以前と同じ環境をセッティングしても CPU の占有率が全然違います。放送しながら Illustrator 起動したりとかも、まだまだ余裕がある感じです。これは Grand Central Dispatch のおかげですね。凄い。
ですので、放送内容の幅が広げやすくなっている事は間違いないでしょう。
Filed under: ユーザー生放送, Mac OS X, Audio Hijack Pro, CamTwist, Quartz Extreme, Soundflower
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